誰でもいい話224

「夏も近づく八十八夜」を「夏餅担ぐ八十八夜」だと思っていたのは内緒だが
内緒にしていたのにここで言ってしまったので内緒ではなくなってしまった。
わざわざ自分から恥をかくことないのに。
これだけ恥かいといて今さら言うことでもない。
ちなみに夏餅とは薄い緑色のしっかりした食べごたえのある餅で
大きく成形してもグズグズにはならずどこか堂々としており
さながら夏そのもののように見るものの気分を高揚させる。
で、その大きく成形した夏餅を季節は夏に少し早いけども
それに向かう気持ちの高ぶりを一足お先に、みたいな感覚で
町の中を男衆が担いで練り歩くと。
そんなのじゃなくてほんとうによかったとおもいました。